ここでは、今までに私が書き溜めてきた詞をご披露したいと思います。
非常に古い1970年代の作品とかも出てきますが、最近また新たに作詞・作曲をやり始めました。
作中に出て来る日常品が今と昔とだいぶ違っているのが、自分としても興味深いです。
果てなく続くは銀世界
その上 風切り 滑る姿を
横目にボクは そりを引きずる
でも冬山は 滑るだけが能じゃないのさ
旅先のドラマティックな出逢い信じて
この雪溶かすほどの恋を (want you!)
ゲレンデで今 恋をして (ボクは)
ゲレンデで今 恋をして (キミに)
ゲレンデで今 恋をして I fall in LOVE
その時 突然 現れたるは
この世のものとは 思われぬほどの超ど級美少女
歩く姿も 麗しく
やさしく ほほえみ ボクを見つめる
その口元から こぼれる言葉に期待して
愛想振りまくボクに 彼女はそっけなく言う (手袋 落ちましたよ)
ゲレンデで今 恋をして (ボクは
ゲレンデで今 恋破れ (あわれ)
ゲレンデで今 恋に泣き I fall in hole
ゲレンデで今 恋をして (ボクは)
ゲレンデで今 恋破れ (あわれ)
ゲレンデで今 恋に泣き I fall in hole
I fall in hole
I fall in hole
( 1981年の作品 )
TOKYOの街はまるで濃絵
眩しいくらいのパステルカラー
戸惑いながらそこに
自分の筆下ろす娘たち
悲しいね 行きずりの色にまみれ
寂しいね 自分の顔を忘れて
Who are you?
一体きみは誰なんだ
いつものきみの素顔を見せてくれ
I want you・・・
TOKYOの街はまるで魔物
真昼さえ群れる狼たち
かすめる不安胸に
吸い込まれていく子羊たち
悲しいね 無理に背伸びしてさ
寂しいね 自分の心離れて
Who are you?
一体きみは誰なんだ
いつものきみの素直を見せてくれ
I want you・・・
Who are you?
一体きみは誰なんだ
いつものきみの素顔を見せてくれ
I want you・・・
( 1983年の作品 )
スクランブル交差点 点滅する青信号
そんな時 君を見つけた
変わらないね 長い髪 凛とした唇
怒気を孕んだクラクションコール
赤に変わった歩行者信号
だからもう ぼくは振り向かない
ただ 誰にも気づかれないように
ひとつだけ そっと溜息ついた
群青色の春 遅過ぎた出逢い
揺らめいて ときめいて
ざわついて それでいて
君に欺かれた あの夜
春雷豪雨 桜散る
スクランブル交差点 点滅する青信号
そんな時 君を見つけた
群青色の春 遅過ぎた出逢い
( 2019年の作品 )
ためらいもせずに あなたは乗った
振り向きもせずに 最終電車に
ドアの向こうに 安らぎを求めるように
それからケータイを取り出して
慣れない手つきで メールを打つのね
きっと 待受の 赤いベレーの女にでしょ
いつしか雨が降り注いでる
不幸の塊 溶かしながら
涙とともに 頬をつたう
今は 今は 思いきり泣かせて
まばたきもせずに あなたは言った
身じろぎもせずに 見つめる私に
「きみとは終わりにする… さよなら」と
その時 あなたのケータイが鳴った
大切な人だけに許される 着メロ CHOPIN…
きっと 待受の 赤いベレーの女からでしょ
振動する本体が 存在感を示してる
まるで勝ち誇って 私を 笑っているよう
二人の笑顔が溢れてる
画像ファイルを消しながら
あなたの優しさ 思い出す
いつまでも 続くと信じてた
いつしか雨が降り注ぐ
不幸の塊 溶かしながら
涙とともに 頬をつたう
今は 今は 思いきり泣かせて
今は 今は 思い切り泣かせて
( 2019年の作品 )
若い時にしか できない事がある それが今
だからオレたちは 今こそ精一杯生きる
それが若さというものじゃないか
時には 少しやりすぎもいいさ
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam
だから彼女の ひとりやふたりは持ちたいなどと
考えるのはむしろ当然と言えるだろう
真夏の浜辺を彼女と二人して
肩を並べて 歩く夢を抱き
二人の男が 肩を寄せ 歩く
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam
サーフィンカットの素敵なお嬢さん
ちょっとそこまで
テニスウェアのカワイイお嬢さん
ぼくといっしょに
これがつかんだ 最初のチャンス
夜風になびく彼女の黒髪
ボクの胸には 初心者若葉マーク
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam (jam jam jam)
strawberry jam
( 1981年の作品 )
幼いころからの夢だったの
真っ白なウェディングドレス
その夢を叶えてくれたあなたが横にいる
この恐いくらいのときめきが
あなたにわかるかしら?
あなたの顔が 不意に滲んで
ことばに出来ない
だから せめて 今は…
精一杯の感謝を込めて
あなたに あなたに
「ありがとう…」
あなたはいつでも子供たちに
夢を配り歩いて
一年中 毎日がサンタクロースのよう
でもお願い 忘れないでね
二人のささやかな夢を
育てていくことも
あなたと私の
1987 1月25日それは…
あなたと私が主人公
( 1987年の作品 )
「いつかきっと…」そう胸に刻み込んだあの頃
白いドレスに身を包んだ きみの姿を追って
何もかもが新しい 真っ白な頁開いたような
そうさ これから始まるんだ
きみとぼくの ものがたり
May you be happy forever
May you be happy forever
寒い冬が終わり そして暖かな春が来る
あらすじさえわからない
たった一度きりのことだもの
消しゴムが効かないから
失敗はドンマイね
カッコいい題名なんていらないけれど
たったひとつ大事なことがある
それはいつでも このものがたりが
明るく 楽しく そしてさわやかであること
May you be happy forever
May you be happy forever
寒い冬が終わり そして暖かな春が来る
やがてこのものがたりには
新しい人物が登場する
奴は僕を「パパ」きみを「ママ」
そう呼ぶにちがいない
そこから新たな展開が
生まれるかもしれないけれど
それでもやっぱり ものがたりは
きみとぼくとが主人公
May you be happy forever
May you be happy forever
寒い冬が終わり そして暖かな春が来る
( 1989年の作品 )
雨上がりに浮かぶ 虹の切れ端
空ににじむ colors
街は鮮やかな色にかがやき
ぼくは思わず light step
今年の春は少し早いから
ときめいて 浮気な気分
恋は いつも 南風にのって
僕の心を 悩ませに来る
恋の予感はいつもインスピレーション
僕のこころを ハチの一刺しさ
キャンパスにはじける声は子供のよう
妙に初々しいね
髪に忘れかけのサクラの花びら
ぼくは思わず ウインクショット
今年の風は 少し強いから
久々の 上昇気流
恋は いつも 南風にのって
僕の心を 悩ませに来る
恋の予感はいつもインスピレーション
僕のこころを ハチの一刺しさ
恋は いつも 南風にのって
僕の心を 悩ませに来る
恋の予感はいつもインスピレーション
僕のこころを ハチの一刺しさ
( 1983年の作品 )
白いドレスが 緑色の風に
まるで僕の心のように 静かに揺らめく
ああ このときめき あの日のまま
きみと初めて 出逢った時の
めぐり逢い 見つめ合い
ただひとり きみのために
僕がいる ここにいる
きみのことを 守るために
歩いてきた道 ふと振り返れば
いつのまにか 君の姿 そこに見つけた
ああ 出逢うだけで 奇跡なのだから
この偶然 大切に生きよう
めぐり逢い 見つめ合い
ただひとり きみのために
僕がいる ここにいる
きみのことを 守るために
歩いて行こう どこまでも二人で
見つめ合おう いつまでも二人で
めぐり逢い 見つめ合い
ただひとり きみのために
僕がいる ここにいる
きみのことを 守るために
( 1987年の作品 )
どうしてんだろう 今日の僕は
何だかフツーじゃないみたい
この胸のトキメキは 初めてのラウンド
Tee Shot以来
祭壇の前に並んだ瞬間
( Love your dress is white )
ふと思い出がよぎる
( Woo Our sweet memorries )
出逢ったのは職場
(よくあるパターン)
しかも半径3m以内
(そこで ある日)
勇気を出し 君に向かい
僕の気持ち打ち込んだ
空をついて きみの元へ
一直線にそれがHall in one!
Junebride like a dreaming rainbow
雨上がりの紫陽花みたいに
きみは今 七色に輝いて
Junebride like a dreaming rainbow
今日からはいつも二人 新しい人生が始まる
真っ白な帆をあげて 二人で漕いで行く
きみとぼくと 力合わせ
どこまでも いつまでも
( 1988年の作品 )
蔦の絡まる床板は
度重なるわびしさで軋んでる
川も無いのに 下を見下ろす若者がひとり
自分の過去を映してる
水も無いのに 面影橋
風も無いのに 揺れ動く
遠方(おちかた)を見れば 陽炎の怯え
川も無いのに 魚を釣る老人がひとり
自分の青春を 釣ろうとしている
水も無いのに 面影橋
( 1977年の作品 )
幼い日 いつも見上げてた
大空に 夢を描いてた
どこまでも続くその空を
碧く碧く 染め上げた
なのに 今の私には
いつもの『碧』が使えない
他人が好きだという色の
夕焼け雲を 描いてる
悲しい色の 大人の塗り絵
赤 白 黒に 青 緑
黄色も少し 入れましょう
偽りの拍手喝采を
浴びて戸惑う 風景画
その空は決して 決して広くない
幼い日 遠く見晴るかす
海原に 夢を浮かべてた
どこまでも続くその海を
蒼く蒼く 染め上げた
なのに 今の私には
いつもの『蒼』が使えない
他人が好きだという色の
沈む夕陽を 描いてる
悲しい色の 大人の塗り絵
赤 白 黒に 青 緑
黄色も少し 入れましょう
偽りの拍手喝采を
浴びて戸惑う 風景画
その海は決して 決して深くない
( 2019年の作品 )
秋 きみが読み始めた「斜陽」
いつも夕暮れ時 教室のかたすみで
ひとりぽつりと 忘れ物みたいに
きみが次に手にした「人間失格」
冬の陽だまりを きみははねのけ
ひとり日陰で 夢中になって読んでた
きみは明るいひとだった
なのにきみは 何を考えて
心にカーテン引く
そして桜散る 玉川上水
ぐしょぬれのきみの服
きみは心の 奥まで冷えてしまったんだね
きみの読み残しのある「グッドバイ」
中途半端な枯れ葉栞の位置が
きみのあやふな心 示す
今 ぼくはひとり 花びら踏んで土手を行く
桜散る 玉川上水
( 1977年の作品 )
この頃ふと 考えること
私はどうしてここにいるの
何処から来たの そして 何処に行くの
「余命」という言葉の意味が
私にとって 身近になった
会えなくなるの あなたに
もう 話せないの あなたと
春を春らしく 秋を秋らしく
感じる今の自分が愛おしい
もっと 早く素直になればよかった
それは明日 やろう
美しい夕陽を 明日もう一度 見るために
それは明日 やろう
大切なあなたに 明日もう一度 会うために
今思えば あなたとの日々
私が一番 輝いた瞬間(とき)
笑ったことも そして怒ったことも
「生命(いのち)」という言葉の意味が
こんなに切ないものだなんて
あと何度 あなたに会えるの
あと何度 あなたと話せるの
夏を夏らしく 冬を冬らしく
過ごせない今の自分はカゴの鳥
もっと 早く あの空飛べばよかった
もっと明日 やりたい
美しい夕陽を 明日もう一度 見たい
もっと明日 やりたい
大切なあなたに 明日もう一度 会いたい
春を春らしく 秋を秋らしく
夏を夏らしく 冬を冬らしく
思い切り 生きたい あなたと
思い切り 生きたい あなたと
(2019年の作品)
去年の今頃きみと上ったこの坂道を
ぼくは今ひとりっきりで上っていく
歩き慣れたこの道を 二度も転げ落ちた
ぼくのこときみは笑っているのかい
歌を歌えぬさびしさと
きみを追えない悲しみと
歌を歌えぬ苛立ちと
きみを追えない苦しみと
坂の上には あの日と同じ
青い空と真綿雲
たったひとつ違うのは
きみがいないだけ
歌が歌えぬむなしさと
きみに会えない切なさと
歌が歌えぬ苛立ちと
きみに会えないくやしさと
坂の下には暮れなずむ街
ポプラ並木と吹きぬける風
春遠いぼくにとってそれは 冷たすぎて
振り返るのはぼくにとって
つらすぎるから前だけ向いて
新しい何かがある明日を 見つめていく
( 1980年の作品 )
※ 第1章「とはずがたり/わびすけ」はこちらからどうぞ。
※ livedoor BLOG 「わびすけ詩集」はこちらからどうぞ。
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